2007年 07月 26日
賞味期限の過ぎたコーヒーを飲んでみて思ったこと |
ここのところバタバタしていて、焙煎をする暇が無いのはもちろんのこと、豆を買いに行くという意識もかすんでいる状態が続いて、その日飲む珈琲が底をついたとき初めて、ことの重大さに気がつきました。私は朦朧としている意識のなかで、珈琲豆を求め、パイプシャフトの裏から便器のロータンクの中まで、ありとあらゆるところを探し(たつもり)ました。(私自身は全く覚えていませんが、途中、天井裏に大量に落ちていたネズミの糞をかき集め、ミルに放り込もうとしていたのを妻が止めたらしいです。)そして感覚的にいうとドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を読み終えるくらいの時間でしょうか(長いようで、アッという間とでも申しましょうか)食器棚の引き出しの奥に「モカ」」のドリップ式レギュラーコーヒーの袋を発見しました。
私はパッケージの裏を見ました。すると賞味期限が一ヶ月くらい過ぎていました。
私はそれでも構わない!と思いました。震えながら薬缶に火を掛け、待ちきれず、ぬるま湯くらいで湯を一気に注ぎ100ccくらい抽出しました。モカの独特ないい香りが私の鼻腔をくすぐります。私は期待を胸いっぱいに膨らませながら、ひとくち飲みました。
それは、モカの風味を無味無臭のゼリー状のものが全体を包んでいるようなコーヒーでした。私は仰向けに寝転がり、しばらく天井を見つめて思いました。
「これだったら・・・」
そんなわけで、明日にでも忙しい合間を縫って焙煎をしようと思いました。
つづく
私はパッケージの裏を見ました。すると賞味期限が一ヶ月くらい過ぎていました。
私はそれでも構わない!と思いました。震えながら薬缶に火を掛け、待ちきれず、ぬるま湯くらいで湯を一気に注ぎ100ccくらい抽出しました。モカの独特ないい香りが私の鼻腔をくすぐります。私は期待を胸いっぱいに膨らませながら、ひとくち飲みました。
それは、モカの風味を無味無臭のゼリー状のものが全体を包んでいるようなコーヒーでした。私は仰向けに寝転がり、しばらく天井を見つめて思いました。
「これだったら・・・」
そんなわけで、明日にでも忙しい合間を縫って焙煎をしようと思いました。
つづく
by niagara-cafe
| 2007-07-26 23:40
| ■与太話■
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Comments(6)
頑張って焙煎して下さいね!
忙しい合間を縫って・・・。
モカくんのツッコミが(笑)。
忙しい合間を縫って・・・。
モカくんのツッコミが(笑)。
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コーヒーって、あるのが当たり前でなくなると途端に落ち着かなくなるもんですね。
僕も何度かイライラした記憶があります。
僕も何度かイライラした記憶があります。
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niagara-cafe at 2007-07-27 17:08
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niagara-cafe at 2007-07-27 17:11
masaさん
>コーヒーって、あるのが当たり前でなくなると途端に落ち着かなくなるもんですね。
ぼくは普段から落ち着きがないので、珈琲を切らすと輪を掛けて落ち着かなくなり、鬱陶しがられます><
ここのところ得意先をハシゴして珈琲をおよばれしている迷惑な野郎になっています(笑
>コーヒーって、あるのが当たり前でなくなると途端に落ち着かなくなるもんですね。
ぼくは普段から落ち着きがないので、珈琲を切らすと輪を掛けて落ち着かなくなり、鬱陶しがられます><
ここのところ得意先をハシゴして珈琲をおよばれしている迷惑な野郎になっています(笑
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Imagine-Master
at 2007-07-27 21:29
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niagara-cafeさんの家に、こういうドリップ式のパックがあるのが不思議です。
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niagara-cafe at 2007-07-28 17:59