2009年 05月 10日
ロケット焙煎 |
4月12日のサンプルロースター焙煎は、僅かながら自信はありましたが、残念ながら「完璧な失敗」(という言葉があるのかは知りませんが)に終わってしまいました。今更ながらですが、思い返してみると、サンプルロースターでの標準的な焙煎メソッドで、成功した記憶はほとんどありません。購入して間もない頃、(時期的な因子もあると思いますが)割と強めの火力で焙煎したときには、何度か非常に美味しく仕上がったことがありました。そんなわけで、極端すぎるかもしれませんが、久々にスタートから強火で焙煎してみました。
5月5日(火)こどもの日
①「ブラジル・カルモ・シモサカ」
~16:40 1ハゼ
~19:50 2ハゼすぐ取り出し
400→330g
②「グァテマラ・SHB・アカテナンゴ」
~14:09 1ハゼ
~16:52 2ハゼ
~17:33 取り出し
400→325g
仕上がりにムラが出来、焦げた苦味と焼が甘い渋味が混じった味になってしまいましたが、それほど悪くはないようです。前半の水抜きのところでもう少し火力を落とし、色を合わせて後半一気にスパート、という感じで次回はやってみたいです。
5月5日(火)こどもの日
①「ブラジル・カルモ・シモサカ」
~16:40 1ハゼ
~19:50 2ハゼすぐ取り出し
400→330g
②「グァテマラ・SHB・アカテナンゴ」
~14:09 1ハゼ
~16:52 2ハゼ
~17:33 取り出し
400→325g
仕上がりにムラが出来、焦げた苦味と焼が甘い渋味が混じった味になってしまいましたが、それほど悪くはないようです。前半の水抜きのところでもう少し火力を落とし、色を合わせて後半一気にスパート、という感じで次回はやってみたいです。
by niagara-cafe
| 2009-05-10 18:35
| ■焙煎虎の穴■
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Comments(9)
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pegion at 2009-05-10 21:22
ブレンドがけっこう美味しいなと、
最近ハマってます。
努力されてますね。
最近ハマってます。
努力されてますね。
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Imagine-Master
at 2009-05-10 21:56
x
私の最近のサンプルロースターでの焙煎パターンは、
1.2Kpaから初めて、7分でいったん取り出して冷却。
再投入後、1.2Kpaで1ハゼが来たら、0.5Kpaに火力を落とす。
2ハゼが来たら、粘らずに早めに煎り止めする。
こんな感じです。
1.2Kpaから初めて、7分でいったん取り出して冷却。
再投入後、1.2Kpaで1ハゼが来たら、0.5Kpaに火力を落とす。
2ハゼが来たら、粘らずに早めに煎り止めする。
こんな感じです。
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niagara-cafe at 2009-05-11 06:25
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niagara-cafe at 2009-05-11 06:28
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pegion at 2009-05-11 21:14
焙煎難しいでしょうね。
いつも頑張られてるんだと感心してます。
いつも頑張られてるんだと感心してます。
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sqnw040 at 2009-05-12 02:20
こんにちは。ロケットロースターです。
珈琲豆の主成分は、熱し始めてから五分程度から急激に減少します。ロケット焙煎は、酸味と甘みを残しながら強い豆力を引き出す方法であると理解してます。ナチュラル豆の場合、サンプルロースター穴あきカバーつきで、300g 3'30"周辺の1ハゼを目指します。
焦げは大敵ですが、生のときにドラムが熱くて焼けてしまうのが主原因。ですので、余熱時は、鋳物部分を温める程度で、ドラムを外しておくのがコツです。で、一気に焼く。マンデリンやイエメンの場合、ハゼ音とともに、水蒸気が噴き出すので、水分は相当抜けます。フルシティ以上の深めに持っていくと、甘くて香りが強く、豆自体の酸味が残った深煎に仕上がります。成功するタイミングがちょっと難しいですが、時間を掛け過ぎの焙煎に比べ、力強いのが魅力です。
ロケット焙煎も万能ではなく、中米系、カリブ系やCOEは、水分抜きに重点をおいた、9分乾燥焙煎のほうが美味しく仕上がる気がします。
また、研究してブログで書きますので・・・。
ではでは。
珈琲豆の主成分は、熱し始めてから五分程度から急激に減少します。ロケット焙煎は、酸味と甘みを残しながら強い豆力を引き出す方法であると理解してます。ナチュラル豆の場合、サンプルロースター穴あきカバーつきで、300g 3'30"周辺の1ハゼを目指します。
焦げは大敵ですが、生のときにドラムが熱くて焼けてしまうのが主原因。ですので、余熱時は、鋳物部分を温める程度で、ドラムを外しておくのがコツです。で、一気に焼く。マンデリンやイエメンの場合、ハゼ音とともに、水蒸気が噴き出すので、水分は相当抜けます。フルシティ以上の深めに持っていくと、甘くて香りが強く、豆自体の酸味が残った深煎に仕上がります。成功するタイミングがちょっと難しいですが、時間を掛け過ぎの焙煎に比べ、力強いのが魅力です。
ロケット焙煎も万能ではなく、中米系、カリブ系やCOEは、水分抜きに重点をおいた、9分乾燥焙煎のほうが美味しく仕上がる気がします。
また、研究してブログで書きますので・・・。
ではでは。
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sqnw040 at 2009-05-12 02:24
追記ですが、1ハゼ終了と2ハゼが重なっても上手くいく場合があります。1ハゼピークから火力を絞るのも必要です。だいたいトータルで6分~7分程度で300gをフレンチまで持っていきます。
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niagara-cafe at 2009-05-12 07:00
pegionさん
焙煎はきっと難しいのでしょうね。ただ、失敗ばかりしていながらいうのもなんですが、ぼく自身は難しいと感ずる域までまだ達していないです。
焙煎はきっと難しいのでしょうね。ただ、失敗ばかりしていながらいうのもなんですが、ぼく自身は難しいと感ずる域までまだ達していないです。
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niagara-cafe at 2009-05-12 07:21
sqnw040さん
丁寧なご説明ありがとうございます!非常に参考になります。
ロケット焙煎の時間は、ぼくの想像を越えた早さだったので驚きました。
短時間で仕上ようと思うなら、火力には限界があるので、カバーを使って熱を溜め込むという感じなのでしょうね。超小型焙煎器は特に外気に影響されやすいですから、これだったらあまり気にせず焙煎ができそうです。ドラムは確かに予め熱してしまうとうまくいかないですね。力強い珈琲が非常に飲みたくなってきました。ブログの方楽しみにしております!
丁寧なご説明ありがとうございます!非常に参考になります。
ロケット焙煎の時間は、ぼくの想像を越えた早さだったので驚きました。
短時間で仕上ようと思うなら、火力には限界があるので、カバーを使って熱を溜め込むという感じなのでしょうね。超小型焙煎器は特に外気に影響されやすいですから、これだったらあまり気にせず焙煎ができそうです。ドラムは確かに予め熱してしまうとうまくいかないですね。力強い珈琲が非常に飲みたくなってきました。ブログの方楽しみにしております!